FC2ブログ

小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

Entries

WATARIDORI

IMGP7943_サイズ変更
ナベヅルの大集団。よく見るとマナヅルもいます。  鹿児島県出水市にて(2013年2月)

IMGP7940_サイズ変更
バードウォッチャーもたくさんいます。  鹿児島県出水市にて(2013年2月)


私の好きな映画の一つに「WATARIDORI」があります。鳥たちが命がけで長距離を渡る姿に感動します。
私は自然界の生き物すべてを尊敬しているのですが、その中でも渡り鳥たちには畏敬の念を持っています。

今の季節だと白鳥が代表的ですね。夫の実家がある大田原市の羽田沼というところには毎年たくさんの白鳥がやってきます。数年前にその白鳥を見に行ったら、近くの水を張った田んぼにたくさん集まっていて、とても間近に見ることができました。大きな水かきとつぶらな瞳が堪らなくかわいいですね。
コハクチョウの繁殖地は、凍っていた地表が夏季だけ湿原になる「ツンドラ地帯」、オオハクチョウの繁殖地は、針葉樹の森が広がっている「タイガ地帯」だそうで、そこから日本海を越えてやってくるんですね。なんだか壮大な旅です。

私の故郷・栃木県足利市を流れる渡良瀬川にも、冬になると水鳥がやってきます。マガモやコガモ、オナガガモなどです。私は水鳥が好きで、よく橋の上から眺めていました。このカモ類もシベリアから渡ってきます。

身近にいて、何気なく見られる渡り鳥もいます。
先日見たのはツグミです。柿の木に留まって、収穫されずに残っていた熟した柿をせっせと食べていました。ツグミも、シベリアから越冬するために日本にやってきます。シベリアから大群で渡ってきて、日本へ着くと田畑や低い山の林に散らばり、3月なかばごろになると再び群れて北へ帰るとのこと。シベリアから数千キロの距離を飛んできます。あの体で海を渡ってくるというだけで尊敬のまなざしを向けてしまいます。

去年、自転車旅の途中で訪れた鹿児島県出水市には、ちょうどツルが渡来していました。ここへやって来るツルはナベヅルとマナヅルです。ほぼナベヅルで、マナヅル少々といったところですが、ナベヅルだけで一万羽、マナヅルは三千羽ほどいますから、それは壮観ですよ。ツルってなかなか見られませんもんね。

マナヅルは目の周りが赤くて、首から翼にかけての光沢のあるグレーがキレイです。立ち姿も美しいですね。このツルも大陸(中国北部、モンゴル、ロシア)から飛来します。ここでは餌を与えているので(周辺の田畑が荒らされないようにやっているようです)、その餌を狙ったとんびとカラスの空中攻防もなかなか見応えがありますよ。時々スズメがちゃっかりおこぼれ頂戴している姿は愛らしく、いつまで見ていても飽きません。

国境の島、対馬にはアカハラダカ観測所というのがありました。アカハラダカは9月に大陸から東南アジアへ渡る途中に対馬を通過するそうです。数千羽の大群が渡る姿が見られるとのこと。私たちが対馬を訪れたのは1月。季節がまったく違うため、残念ながら見ることはできませんでした。

夏の渡り鳥にツバメがいますね。ずいぶん前のことになりますが、自転車で通勤中、道の真ん中にツバメが死んでいるのを見つけました。車に潰されてしまったら可哀想だと思い、その亡骸を拾い上げて道路の脇の地面の上に移したことがあります。そのときのツバメの軽さに驚いてしまいました。手のひらに載ったツバメはまるで綿を載せているような重量感しかなかったからです。この体ではるばる日本までの数千キロを飛んでくるのかと思ったら、もうすっかり敬服してしまいました。私なんて何にもできないなあ・・・と、その小さな体を手のひらに載せたまま、しばらく考えてしまったことを思い出します。

学校からの帰り道、空いっぱいに鳥が飛んでいるのが見えました。何かの鳥の渡りかと思ってよく見たらカラスの集団でした。私の持っている野鳥観察の本によると、カラスは何ヶ所か決まった寝床があって、夕方になると大集合するんだそうです。


PA0_0044.jpg  PA0_0046.jpg  PA0_0042.jpg
大田原市にやってきたオオハクチョウ。カモもたくさんいますよ。  羽田沼近くにて・携帯で撮影(2009年1月)


関連記事
スポンサーサイト



  • [No Tag]

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。