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小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

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眠る400億円

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緑が豊かなルクセンブルグの首都  (2011年6月)




おはようございます。みなさん、お正月はいかがお過ごしですか。
我が家はどこへも出掛けず、家でのんびりしています。


先月のことになりますが、こんなニュースがありました。
「自民・公明両党は、金融機関に10年以上預けられたまま一度も取り引きがない預貯金、いわゆる「休眠預金」を、公益性のある事業に活用したいとして、必要な法案を来年の通常国会に提出することを目指している」というものです。
この「休眠預金」の額は400億円に上るとのこと。400億円ですよ、400億円。日本ってお金あるなあ、と感心してしまいました。


太平洋にミクロネシア連邦という国がありますが、そこの2012年のGDPが347億円でした。他、GDPが400億円以下の国が4つ(サントメ・プリンシペ、キリバス、マーシャル、ツバル)ありました。人口が少ない小さな島国ばかりですが、これらの国の1年のGDPよりも多い額が休眠預金になっているということに驚いてしまいます。


ちなみに、アメリカの銀行では1年半から2年の間に口座にアクセスが無い場合は休眠口座になり、休眠口座となってさらに2年を経過しても持ち主からアクセスがない場合、休眠口座の預金は銀行から州政府へ移管され、預金は州政府管理となります。以後、持ち主が預金を返してもらいたい場合は州政府と交渉し、一般的には、会計事務所などが手数料を取って返還請求をすることになるそうです。
休眠口座を移管するシステムはカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、イギリスなどでも使われていて、アイルランドでは移管するだけでなく、それを福祉に使う仕組みになっているそうです。


日本の場合、金融機関によって異なりますが、5~10年以上使われなかった口座は休眠口座になり、休眠口座になると持ち主の権利は消滅すると法律で定められています。とはいえ、ほとんどの金融機関で休眠口座になったものでも解約できるらしいです。


私も休眠預金をいくつか持っています。学生時代にアルバイト代を振り込んでもらうために作った口座に数十円から数百円を残したままになっています。合わせても千円に満たない額なので、これはこのまま寄付する気持ちでいます。公益性のある事業というのがどんなものなのかはわかりませんが、どんな団体に資金が分配されるのか、どんなことに使われるのかをきちんと公表し、本当に有益なものに使ってほしいなあと思います。ほんの数百円で大きな顔するなって感じですが(笑)


本文と関係ないことですが、ルクセンブルグという国がありますね。各国のGDPを調べていてわかったのですが、ルクセンブルグは国民一人当たりのGDPが2012年は世界一でした。ルクセンブルグはドイツ・フランス・ベルギーに囲まれた小さな国です。面積は神奈川県より一回り大きい2586㎡、人口は日本で最も少ない鳥取県(約58万人)より少ない54万人です。
ルクセンブルグは多種の産業が盛んで、中でも重工業と金融業が特に盛んで、豊かな経済を支えているとのこと。他、地理的条件の良さや税率など、豊かさの要因はいくつもあるようです。私たちは自転車旅を始める前にルクセンブルグを訪れましたが、確かに豊かそうな国でした。物価も高かったですよ。そんなわけで長居はできませんでしたけど。
ルクセンブルグは失業率が低く、経済格差も小さく、一人当たりの国民総所得は日本の倍です。国が小さくても、人口が少なくても、資源がなくても、豊かな国は作れるんですね。まあお金だけが豊かさの全てではないんですけどね。


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重厚な町の通りを埋め尽くす何かのデモ隊。  ルクセンブルグにて(2011年6月)


旅の記録はこちら なかっぴー通信 ルクセンブルグ
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