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小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

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年賀状

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2010年のお正月はインドで過ごした。  プシュカルにて(2009年12月)


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2011年はアマゾン川の上。初日の出。  ブラジルにて(2011年1月)


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2012年の元旦はクロアチアを走っていた。霧氷のついた木は花が咲いたように見える。 (2012年1月)


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2013年の元旦は韓国・仁川に上陸。 (2013年1月)




久しぶりに年賀状を書きました。4年ぶりということで、奮発して写真入りの年賀状を作りました。
宛名は一枚一枚手書きです。相手のことを思い出しながら宛名を書き、一言を添えていく作業はとても楽しく、年賀状を書くってこんなに楽しいことだったんだな、と気がつきました。


先月、一枚のはがきが届きました。渡辺大剛くんのご家族からでした。来年の年始の挨拶は失礼させていただきます、という内容のものです。そのはがきには渡辺くんが撮った写真が印刷されていました。極北ロシアの雪原を一本の道がまっすぐに伸びている風景です。渡辺くんはここを自転車で走って、ムルマンスクという町を目指していました。そして、この道の上で渡辺くんは事故に遭い、そして今年の9月、渡辺くんのご家族と友人、会ったことのないムルマンスクの自転車愛好家の有志たちが、渡辺くんの意志を引き継ぎ、ムルマンスクまで走りつなげた道です。「撮影 渡辺大剛」と書かれているのを見て、渡辺くんはもういないのだという気持ちが湧いてきて、急に悲しくなって涙が出ました。


私たちは今年、もう一人友人をなくしています。山岳会でよく一緒に山へ行った深谷明さんです。深谷さんは今年の1月、北アルプスへ入り、予定日を過ぎても下りてきませんでした。ヘリによる捜索も行われたようですが、見つかりませんでした。深谷さんは厳冬期に単独で長期の縦走をすることを好んでいて、これまでも数々の長期縦走をしており、雑誌「岳人」にも紹介されていたことがありますので知っている方も多いかもしれません。そんな深谷さんなので、下山予定日を過ぎても、あの独特の大きな笑い声を響かせながら、そのうちひょっこり下山してくるのではないかと期待していました。けれど数ヶ月が経ち、雪が融けても深谷さんは下りてきませんでした。そしてまた山は深い雪の季節に入りました。深谷さんは山の中で消えてしまいました。


2013年の長野県内の山岳遭難事故は12月23日現在で296件です。4年連続で増加しているとのことです。
世の中は年末年始の休暇に入り、たくさんの登山者が山へ入ることと思います。今年は雪が多く、今は長野県北部・中部になだれ注意報が出されています。山へ入るみなさん、十分注意をしてくださいね。
私たちはお正月は何もせずのんびり過ごし、友人知人から送られてくる年賀状を楽しみに待つことにします。年賀状という日本の文化、とてもいいものですね。


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深谷さんが好きだった屋久島。  宮之浦岳にて(2013年3月)
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