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小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

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中川村歴史散歩 石神の松

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大きくて立派な石神の松。(2016年7月)

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天竜川を見下ろす高台にあります。


我が家の近く、中川村石神というところに大きな松の木があります。石神の松と呼ばれているものです。うねうねと枝を伸ばし、ドームのように見えます。

この松の謂れは、「信州伊那七福神の寺」(桃澤匡行著)に載っていました。

元和(1615~1624年)のころ、厳しい修行の末に法力を体得した山伏が常泉寺に宿泊していたとき、激しい雨が二晩続き土砂崩れが起きました。寺は無事でしたが、田畑や家が呑み込まれ悲嘆する農民たちを哀れに思った山伏は水難除けの祈祷を始めました。満願になる21日目、山伏は倒れ息絶えました。そのとき山伏の右手に松の苗木が握られており、それが今の石神の松ということです。
近くには山伏が葬られた山伏塚があると地図に出ていたので行ってみると、確かに祠はあるのですが、特に山伏塚とは書かれていませんでした。
元和というと、大坂の陣のころになりますね。今から400年ほど前です。

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うねうねと枝を伸ばす石神の松。

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山伏塚?と思われるところ。石神の松の少し上にあります。(2016年7月)


常泉寺というのは、この松から東へ1kmも離れていないところにある曹洞宗のお寺です。元は下平にあったものが沖町に移り、のち火災にあって現在地に移りました。
本尊は釈迦牟尼如来、開山は正山宗覚大和尚、開基は片桐瑞雲公、開創は文明年間(室町時代1469~87年)とのこと。伊那七福神の一つである大黒天尊は第十八世の叩宗和尚が文政12年(1829年)幕府へ参内の折、江戸の日本橋で授かったといわれる木彫りの像です。
常泉寺は一度訪れたことがありますが、誰もいなくてひっそりとしていました。境内にある大銀杏は秋の黄葉が見事だそうです。近くに住んでるのに見たことないんですよね。笑

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常泉寺の境内にある大銀杏。(2016年11月)

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(左)常泉寺の境内より。中央アルプスがよく見えます。(右)以前は門前にあったという樹齢780年の杉?西山(中央アルプス)に住む天狗が飛んできては木の上で休んだという伝説があるそうです。昭和57年に枯死し伐倒されたとのこと。


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*Comment

いい松ですねぇ~ 

赤松っぽく見えますが。
綺麗に剪定してあげたらもっと
立派な幹が見えるんでしょうが、、、。
でもなかなかの枝ぶり、お見事!
長野のあたりも赤松が生えてるんですね。
関東以西に多い赤松です。
長野だとナナカマドとか多いですかね?
大銀杏も凄いですねー。


  • posted by ハチママ 
  • URL 
  • 2018.01/09 02:41分 

NoTitle 

ハチママさん
そうですね、赤松です。ハチママさんは木の専門家ですもんね。やっぱり詳しいですね。
石神の松を剪定してるところは見たことないです。そっか、剪定すれば、もっとスッキリするんでしょうね。今のも迫力あっていいですけど。
南信州には赤松が多いんですよ。そしてマツタケの一大産地になってます。そこらじゅう赤松だらけで、我が家の庭にも勝手に赤松が生えてきました。
ナナカマドはちょっと山に登ればあるけど、里では見ないかな。紅葉がキレイなんですよね。
  • posted by おにし 
  • URL 
  • 2018.01/09 16:54分 

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