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小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

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《漢方》五気(五性)

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日陰に集まって休む羊たち。羊肉は「熱」。 アゼルバイジャンにて(2012年5月)


漢方では、食べ物を「熱」「温」「平」「涼」「寒」の性質に分けています。食べ物に本来自然に備わっている性質だと考えられています。体を温める作用があるものが「熱」と「温」、体を冷やす作用があるものが「涼」と「寒」、温めも冷やしもしないものが「平」です。
温熱性の食物を摂ると、内臓の働きが活発になり、血液の流れや気力が増します。
寒涼性の食物を摂ると、体内で発生するさまざまな炎症を抑え、血液浄化、解毒、利尿促進し、体内に留まる老廃物を除去してくれます。

それぞれをまとめてみると以下のようになります。

熱・・・トウガラシ、コショウ、羊肉、など
体を温める作用が強い。冷え性や貧血症の人に良い。過食は良くない。

温・・・クルミ、シソ、ショウガ、ミョウガ、ネギ、にんにく、ニラ、ピーマン、わさび、よもぎ、桃、あんず、鶏肉、牛肉、鮭、サバ、まぐろ、山椒、シナモン、もち米、納豆、黒砂糖、酢、味噌、アルコール、紅茶、など
体を温めるが、熱性より穏やか。冷え性の人に良い。常食向き。

平・・・エンドウマメ、大豆、落花生、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも、里芋、ヤマイモ、人参、白菜、キャベツ、春菊、ほうれん草、玉ねぎ、ギンナン、栗、とうもろこし、ゴマ、イカ、玄米、しいたけ、キクラゲ、ぶどう、白砂糖、ハチミツ、ヨーグルト、チーズ、など
温めたり、冷やしたりする作用をもたない。常食向き。

涼・・・小豆、キュウリ、トマト、ナス、セロリ、レタス、冬瓜、ゴボウ、大根、イチジク、梨、りんご、柿、ゆず、オオムギ、小麦、はと麦、アワ、豚肉、牛乳、しょうゆ、豆腐、コーヒー、緑茶、など
体を冷やすが寒性より穏やか。鎮静・消炎する作用を持つ。のぼせやすい人に良い。

寒・・・アロエ、こんにゃく、スイカ、ニガウリ、レンコン、アサリ、かに、コンブ、ノリ、ヒジキ、そば、ヒエ、バター、塩、ビール、など
体を冷やし、鎮静・消炎する作用が強い。のぼせやすい人に良い。生での過食は控える。


我が家でよく食べている、もしくは食べる可能性があるものを中心に載せてあります。よって、高級食材などはありません(笑)(例えば、うなぎは平、ふぐは温、高麗人参は温、など。)
調べるのはこちらが便利です→ 薬膳YAKUZEN  「食品リスト」の空欄に食品名を入力して「seach」ボタンをクリックします。

大豆は平ですが、その加工品である豆腐やしょうゆは涼、納豆や味噌は温に変化します。牛乳は涼ですがヨーグルトやチーズは平、バターは寒です。大根は生だと涼ですが煮ると平に変わります。ちょっとややこしいですよね。

夏野菜(トマト、キュウリ、ナスなど)は体を冷やすものが多いし、暑い日のお昼によく食べるそうめんやうどん(小麦)、そばも体を冷やします。冷やっこや生野菜サラダなど、夏は冷たいものばかり摂ってしまいますね。夫は暑がりなのでいいのですが、私はあまり冷えると胃腸の調子がおかしくなってしまうので、体を温める薬味(しそ、わさび、ネギ、しょうが、くるみなど)をたくさん付けて食べるようにしています。


漢方に興味を持ったのは、自分の体調が今ひとつだったとき、たまたま読んだ本に漢方のことが軽く書かれていたからでした。それが、そのときの自分の症状と当てはまっていて、そういうことだったのかと、しっくりきたからです。

その後、図書館にある漢方に関する本を読んだり、ウェブサイトなどを見ました。
漢方に携わってきた人たちが、それぞれ実践してきた中で、それぞれの考えがあることがわかりました。その中から自分が納得できるもの、実感して良かったもの、我が家でできるものを取り入れていこうと思っています。

長~~~い歴史のあるものですから、なかなか簡単には理解できませんが、知れば知るほど面白くなってきました。これから、自分なりに少しずつ少しずつ身に着けていけたら、と思います。


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(左)野生化して増えていたアロエ。いいですね。高知県にて(2016年2月) (右)米粉で作ったよもぎだんご。(2016年4月)

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(左)暑い日のお昼ごはん。薬味がたくさん並ぶと豪華な食事に見えますね(笑) (右)収穫したにんにく。一番左はジャンボにんにくです。(2016年7月)


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*Comment

NoTitle 

おにしさん、こんにちは。同じ食材でも料理方法で変わるというのも面白いですね。私の好きな羊肉は、過食はダメな「熱」ですか・・・。ジンギスカンは、タレの味が強いので、あまり好きじゃないんですが、骨付き肉に、塩と香辛料で焼いたのが、大好きで・・・。でも、最近、値段が高いので滅多に食べません。

アゼルバイジャンも旅されたのですね!
自転車でしょうか?(旦那様のブログにあるのでしょうね。読んでみます。)
ロバと羊・・・・素敵な組み合わせです。
  • posted by おさる 
  • URL 
  • 2016.07/18 17:18分 
  • [Edit]

NoTitle 

おさるさん
羊肉ががっつり食べたくなったときは、気や血が著しく不足しているサインかもしれませんね。体が冷えやすい人には最適な食材のようです。
骨付きの羊肉・・・うちでは無理・・・
最近、羊肉を見るとおさるさんを思い出します(笑)この辺で見るのは薄切り肉かジンギスカンのたれに漬け込んだ真空パックのものですが。

アゼルバイジャンは自転車です。滞在期間が短かったのですが、田舎のほうはキレイで印象的でした。
日本ではほとんどロバを見ないのが残念です。ロバののんきな感じ、癒されますよね(笑)
  • posted by おにし 
  • URL 
  • 2016.07/19 06:12分 

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