ポポの木
庭に植えたポポの木。新しい葉っぱが出てきました。(2016年5月)
先日、車で走っているときに、道路の真ん中に何かがいました。近付いてみると、それはヒナを連れたメスのヤマドリでした。
道路を渡っているところかと思って車を停めたのですが、どちらにも動く気配がなく、車で近付くと急に動くので轢いてしまいそうです。
車を停めて、隣に乗っていた夫が降りて、ヤマドリを誘導して(笑)路肩へ追いました。母鳥はヒナを守るために、必死で威嚇していました。
どうやら反対側に、ヒナが数羽、ついて来れずに取り残されていたようで、母鳥はまた反対側へ戻っていきました。無事に渡り終えたヒナたちは草むらに隠れています。
後ろから車が来てしまったので、その後ヤマドリ親子が全員無事に道路を渡ることができたのか確認できませんでした。ヒナは5、6羽いましたよ。大変ですよね、子育て・・・。
さて、本題はポポです。
知り合いからポポの幼木をいただきました。知人の家の庭にポポがあり、その実が落ちて勝手にポコポコと生えてくるんだそうです。その勝手に生えてきたものを掘って持ってきてくれました。去年、もらった実に入っていた種を鉢に埋めておきましたが芽は出なかったので、幼木をもらえて嬉しくなりました。
ポポについては以前ここに書いたことがありますが(こちら→ポポの実)、復習でもう一度書きますと、北米原産・バンレイシ科の落葉高木です。春に花が咲き、秋に収穫します。熟した実は「カスタードクリームのよう」と言われるように、ねっとりとして甘いです。
ポーポーやポポーと言うところもあるそうですが、この辺では歯切れよく「ポポ」と呼んでいます。
いただいた木は全部で10本ありました。庭の日当たりの良さそうなところを選んで、10本全部植えましたが、根がついたのは4本だけでした。このまま無事育ってくれるよう、毎日様子を見ています。これといった病害虫がないようなので、その点は安心です。
庭の草だらけのところに植えたポポの木の前には、何かの動物のフンがありました。フンには種のようなものがたくさん入っています。タヌ吉かな?タヌ吉はため糞するはずだから、ハクビシンかな?いちごをつまみ喰いしてるのも、もしかしてハクビシン?
ハクビシンは見たことありませんが、すぐ上の果樹園では被害が出ています。ハクビシンは手先が器用なので、ブドウを一粒一粒、キレイに皮を残して食べていくんだそうです(笑)
動物のフンの栄養で、ポポが大きく育つかも知れませんね。収穫は何年先になるかわかりませんが、将来の楽しみがまたひとつ増えました。
去年いただいたポポの実。品種がいくつかあるらしく、左はねっとりと甘くて、まさにカスタードクリームのようでしたが、右は甘いけどはっきりしない味でした。 詳しくはこちらをどうぞ。→ なかっぴー通信NEO ポポの実・・・それは衝撃だった & ポポにも種類がある
おまけ
庭にいたアオダイショウの子ども。一所懸命隠れようとしています。
アップですみません。つぶらな瞳が可愛いです。(2016年5月)
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