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小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

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ほたる

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庭のゴーヤとチビケロ。若々しい肌です。  (2014年7月)


今、庭にはおたまじゃくしからケロになったばかりと思われるチビケロたちがたくさんいます。庭を歩くと、足元を数匹がピョンピョンと跳ねているので踏んでしまいそうです。

夜、寝る前に窓を閉めようとしてカーテンを開けたら、蛍が一匹部屋に舞い込んできました。ワールドカップ観戦のために早く寝ていた夫を起こしてきて、部屋の電気を消し、しばし蛍の観賞会となりました。その前の日、庭に蛍が数匹飛んでいるのを見ていたので、今夜もいるかなと考えていた矢先の出来事です。我が家の隣には小川が流れていて、上流へ行けばもっとたくさんの蛍がいるのかも知れません。

かなり前のことになりますが、栃木県の大蛇尾川(おおさびがわ)へ沢登りに行ったときのことです。1泊2日の予定で出かけましたが、入渓したとたんに激しい雷雨になり川が大増水。その日の行動は打ち切りにして、安全なところに幕営しました。翌日は水量は減り、無事遡行できたのですが、源流部に着いたのが16:00になってしまいました。下山は大蛇尾川東俣を予定していたのですが、時間が遅すぎたため、今は廃道になっている県道266号線を歩いて板室温泉まで下山することにしました。

この県道266号線は「塩那道路」と呼ばれていて塩原と板室温泉(那須)をつなぐ山間の道路で最高地点は標高1700mにもなるそうです。が、交通量が見込めないために廃道となってしまいました。
ここを歩いているうちに日が暮れ、あたりは徐々に暗くなってきました。足元を小動物が駆け抜けていったり、猿やクマと思われる糞があったり、野性味たっぷりの夜の廃道歩きです。その距離なんと23km。23kmですよ、軽くハーフマラソンです。1泊2日と沢の装備を背負った身には辛い辛い行程でした。

そんな辛さと闘っているとき、樹林の中に光るものがあることに気付きました。よく見ると、かなりの数の光が林の中を動いています。たくさんの小さな光が、点いたり消えたりしながら、ふわふわと浮かんでいます。
あんなにたくさんの、野生の蛍を見たのは初めてでした。これがすごいドーピング効果を発揮。興奮して疲れが飛び、またしばらく歩くことが出来たのですが、板室温泉に着くころにはさすがにヘトヘト。最後の核心は廃道終点に造られていた立派すぎるゲート。上下左右全く隙のないゲートです。これを設計した人を恨みました。最後の力を振り絞って、3mはあろうかというゲートをよじ登り、どうにかこうにか突破できたのでした。

蛍を見ると、塩那道路で見た蛍の乱舞を、辛さとともに思い出します。今でも人などほとんど通らないあの場所で、蛍たちは光って舞っているんでしょうね。夜の山歩きっていうのも、なかなかいいものです。

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部屋に舞い込んできた蛍。  (2014年7月)

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イランにいたお尻が光る虫。   イランにて(2012年6月)


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