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小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

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世界の雨季

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観光客の食べ残しを目当てにやってくるアナグマ。よく慣れている。  アルゼンチンにて(2010年10月)


梅雨入りして、雨や曇りの日が続いています。関東でもたくさん雨が降っているようですが、このあたりは降りそうで降らない時々降るという空模様が一昨日から続いています。
日本は温暖湿潤気候で四季がはっきりとしていて、梅雨がありますね。つまり雨季ですよね。

世界一周旅行を計画するとき、出来るだけ雨季と冬季は避けながら旅することを重視しました。雨季は移動が大変になるし、冬季は荷物(防寒着など)が増えてしまうからですね。とはいえ、私たちは陸路移動が好きで飛行機は大陸間の移動くらいしか使わなかったため、移動中に雨季に入ってしまうところもありました。

「雨季」と一言で言うものの、地域によって違いがあります。
タイの雨季では、昼間は晴れてカーッと暑くなるのですが、夕方になるとどしゃぶりの大雨が毎日降ります。まさにバケツをひっくり返したような、という形容がぴったりの雨でした。
南北に長いベトナムでは、中部のフエのあたりだけ雨季でした。ここでは、一日中しとしとと雨が降り続けていました。日本の梅雨のような雨でした。

旅に出てから初めての本格的登山になったキリマンジャロ。ここは雨季を避けたかったところです。私たちが登山したのは2010年3月末。タンザニアでは3月から雨季になるのですが、3月はまだ小雨季で雨は少なく、4、5月が大雨季となるので、私たちはギリギリセーフ。登山中、雨に降られることはほとんどありませんでした。キリマンジャロ山頂では吹雪でしたけどね。

ちょうどそのころ、タンザニアの草原にはヌーやシマウマといった草食動物が集合してきます。その草食動物を狙った肉食動物たちも集まって来ます。雨季になると、それらの野生動物たちは草を求めて北へと大移動していきます。その数は何百万頭ですよ。壮大ですよね。私たちはキリマンジャロ登山のあと、草原に集まった動物たちを見たくてサファリツアーに参加しました。ヌーって格好いいんですよね。威厳のようなものを感じるのですが、実はとても臆病なんだそうです。シマウマはプリッとしていて重たそうなんですよね。でもシマウマは勇敢で力があるので、時にはライオンに怪我を負わせて撃退することもあるそうですよ。臆病なヌーたちは、シマウマに促されて決死のマラ川渡渉をするんだそうです。シマウマたちはおっとりとした顔をしているんですけどね(笑)

私たちが旅をしていた2010年4月には、ケニアとエチオピアの国境には路線バスがなく、荷物を運ぶローリーに乗せてもらっての国境越えでした。道はもちろん未舗装。ちょうど雨季に入り始めたところ(ケニアの大雨季は3月末から6月)で、場所によってはヌタヌタでスタックしてしまいます。私たちは幸運にも、それほど酷い状態になることなく国境を越えることができました。ローリーでの移動、そしてローリーの屋根の上で寝た夜のことはいい思い出になっています。

雨季は憂鬱ではありますが、滝を見るなら雨季のほうが迫力があります。世界三大瀑布と言われているアフリカのビクトリアの滝は12月から3月が雨季。私たちが訪れたのは2010年の3月初めで、怖いくらいの水量でしたよ。乾季のときの写真が飾ってありましたが、雨季から比べるとチョロチョロ程度の水量になってしまうようですね。

同じく世界三大瀑布のイグアスの滝(アルゼンチン)の雨季は12月から2月。私たちが訪れたのは10月末。乾季で水量が少なかったためか、ビクトリアの滝を先に見てしまったせいか、イグアスの滝は迫力に欠けていました。キレイに整備された公園はツーリスティックでちょっと興醒めしてしまい、私たちにとって残念な印象です。観光客がくれるエサを目当てにしているアナグマはかわいかったですけどね。

同じく雨季に訪れたいのはブラジルのレンソイス。ここは雨季になると、真っ白な砂丘に真っ青な湖ができることで有名です。私たちが訪れたのは1月。一応雨季。でも、まだ雨季の初めで水がなく、曇っていたため砂丘が白く輝くことはありませんでした。非常に残念です。

アンヘルの滝(ベネズエラ)は5月から10月が雨季。同じ地域にあるギアナ高地のロライマにも登りたかったため、雨季の滝を取るか、乾季の登山を取るか悩ましいところでした。旅の流れで訪れたのは12月。一応乾季ですね。でも、ロライマでは大雨に降られたし、アンヘルの滝はちゃんと流れ落ちていましたよ。

雨なんてほとんど降らない砂漠地帯を訪れたこともありました。スーダンやエジプト、中東、イラン、中央アジアなどですね。そんなところでも逞しく生きている人間や動物に畏敬の念を抱きます。でも、水が豊かな日本で育った私たちには過酷でした。
憂鬱な梅雨ではありますが、生命を育んでくれる水だと思えば愛おしくなるってものです。大雨による災害が少ないことを祈りつつ、我が家の畑を潤してくれる雨に今日も感謝して過ごしています。

旅の記録はこちら なかっぴー通信NEO (タンザニア ケニア アルゼンチン ベネズエラ

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バッファローの群れ。  タンザニア・ンゴロンゴロの草原にて(2010年4月)

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近付いてきたヌー。  ンゴロンゴロにて(2010年4月)

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プリプリとしたシマウマちゃんたち。  ンゴロンゴロにて(2010年4月)

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怒らせたらやばそうなバッファロー。  ボツワナ・チョベ国立公園にて(2010年3月)


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