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小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

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日本と世界のガソリンスタンド

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休憩場所の定番、トルコのガソリンスタンド  トルコにて(2012年4月)


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(左)ガソリンスタンドの休憩室でチャイをいただく(後ろにあるのがチャイマシーン)
(右)やはりガソリンスタンドで、たくさんチャイをいただきました。  どちらもトルコにて(2012年4月)




私たちは自転車で旅をしているとき、MSRのガソリンストーブを使っていました。ガソリンボトルは600ml弱のものです。これをガソリンスタンドに持って行って、従業員に給油してもらうわけですが、大抵の人は溢れさせてしまいますね。給油前に、ボトルに書いてある数字を見せて、しっかりと量を伝えて、相手も「オッケー、まかせておけ」といった顔をするのですが、やっぱりダメなんです。ガソリンスタンドの機械は日本と一緒で、給油量が表示されるものです。0.5リットルを過ぎたところで、私たちが「ストップ、ストップ」と制止するのですが、それでも溢れてしまいます。溢れさせずに上手に給油してくれたのは、約1年半の旅の間で、ほんの数人だけだったと思います。自分たちで給油させてくれるところでは、自分たちでやっていました。


国によっては面倒なシステムになっているところもありました。
ドイツでは、セルフ給油方式のガソリンスタンドが多くて困りました。そのガソリンスタンドの会員カードがないと給油できないんです。事務所のお姉さんのカードを借りて、給油させてもらったりしました。


トルコのガソリンスタンドはサービス満点でした。ガソリンを買うわけではないのに、ガソリンスタンドに寄ると、チャイを出してくれるんです。調子に乗って、いつもガソリンスタンドで休憩していました。トルコではガソリンスタンドに限らず、あちこちでチャイをふるまっていただきました。走っていると、道端にいる人が「チャイチャイ!」と叫んで手招きしてくれるんです。本当にありがたかったです。ありがとうございます。


イランでは、地元の人にお世話になることが多かったので、自炊することがなく、ガソリンを買わずに終わってしまいました。でも、知り合った人たちと車で出かけたときにガソリンスタンドに寄りましたよ。その人の車は、ガソリンと天然ガスのハイブリッドで、給油口が二つ付いているんです。なので、ガソリンスタンドもガソリンと天然ガスで分かれています。イランではたくさんの人のお世話になり、たくさんの経験ができました。


タジキスタンでは、ガソリンスタンドがあるのは大きな町だけです。田舎ではポリバケツにガソリンを入れて、道端で売っています。かなり怪しい雰囲気たっぷりなので、買わないようにしていたのですが、今夜使うガソリンがほとんど無い状態になってしまったときに、仕方なくそのポリバケツガソリンを購入しました。ボトルいっぱいで5ソモニ(100円弱)でしたね。オクタン価はわかりませんけど、夫が言うには80以下だろうとのこと。臭いがちょっと変で、あまりにも怪しかったので、少しは使ったのですが途中で捨ててしまいました。まあ、そもそも、90以上のガソリンはほとんど目にしませんでしたね。看板に95とか92といった表示があるところでも、実際には80しかなかったりします。ハイオクなんて夢のまた夢ですよ。カザフスタンでMSRの調子が悪くなったのは、そのガソリンのせいだったかもしれませんね。


カザフスタンのガソリンスタンドでは1リットル単位でしかガソリンを売ってくれないんです。困っていた私たちに、店の人が「これを使え」と言って、コカコーラのペットボトルを渡してくれました。その後は、このペットボトルを持ち歩いて、給油するときはそれに1リットル分を入れてもらっていました。


中国のガソリンスタンドには少量給油用のやかんが置いてあったので、それに入れてもらっていました。これなら安心です。少しして、ちょうど5元分(65円くらい)が約600ml弱だということがわかり、以後ガソリンスタンドでは5元だけ先に渡して給油してもらっていました。これなら溢れることなくピッタリ。簡単でよかったです。


さあ、いよいよ日本です。日本のガソリンスタンドで、MSRのボトルに600mlだけガソリンを売ってくれるのか否かということがちょっと心配でした。ボトルを不思議そうに見たり、笑ったりする人もいましたが、問題なく売ってもらえました。
日本で初めて給油したのは対馬です。0.6リットルだけくださいと注文しました。店の人は、なんということもなく普通に給油してくれました。それも、ぴったり600mlです。ぴったりですよ、ぴったり。しつこいようですが、給油機の目盛りがぴったり0.60で止めてくれるんです。


私、日本人はやると思ってました。でも、実際に目の前で、いとも簡単にそれをやるのを見て、衝撃を受けました。感動しました。すごいんですよ、日本人は。
それでも、多少の疑いは持っていました。中にはできない人もいるのではないかと。
日本を走行中、何度か給油しましたけど、老若男女全ての人が、美しく、0.60リットルで止めてくれました。中には、「もうちょっと入りますね」と言って、ぎりぎりまで入れてくれた人もいます。


外国では、いつもハラハラして見守っていた給油作業を、日本では安心してまかせておけます。
日本人というのは、本当に器用なんですよね。その上、勤勉で誠実な人が多く、細やかな心遣いができます。これで発展しないわけがありませんよね。日本の素晴らしさ、これからもお伝えしていきたいと思っています。


そうそう、ブラジルのアマゾン川には、いかだのような水上ガソリンスタンドが浮かんでいました。あんなところで給油してみたかったですね。


旅の記録はこちら なかっぴー通信


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アマゾン川に浮かぶガソリンスタンド  ブラジルにて(2011年1月)


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イランのガソリンスタンドはこんな感じ  イランにて(2012年5月)
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