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小さな菜園のある暮らし

夫婦で南信州に移住。山登ったり、自転車乗ったり、野菜作ったりしています。

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どろぼう体験

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警戒していたアフリカでは一度も盗難に遭わなかった。  ケニヤ・エチオピア国境付近にて(2010年4月)


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ガイドとポーターのみなさん  タンザニア・キリマンジャロにて(2010年3月)




私たちは約3年3ヶ月の間、世界を旅していました。半分はバックパックで、半分は自転車旅です。
その間、やはり何度か盗難に遭いました。盗まれたのか落としたのか微妙なものもあるんですけどね。
幸いなことに、強盗に襲われるということはありませんでした。これは、常に二人で行動しているから、というのが大きな理由だと思っていますが、相手が多数だったりすると二人でいても襲われるでしょうから、これは幸運だったと言えるのでしょう。
衝撃的な盗難の話というのはありませんが、どんな盗難に遭ったのか暇つぶしにご覧ください。いろいろあったので、ちょっと長いです。


初めて盗難に遭ったのはエクアドル。コロンビアとの国境の町で、ローカルバスに乗ったときのこと。乗る前にお金を払いお財布をポケットにしまったはずなのに、降りてすぐ、お財布がないことに気付きました。すぐにバスへ戻り、あちこち捜したのですが見当たりません。お財布を入れていたズボンのポケットは、まあまあ深いもので、お財布はすっぽりと中に入ります。上に着ていたシャツがポケットの出し入れ口にかかっていたので、誰かが手を入れてくれば気付きそうなものです。あれがスリの仕業だったなら、これはもう、敵ながら天晴れと言うしかなく、私たちの完敗です。このお財布紛失事件は今でも不思議で、落としたのかもしれないな、とも思っています。お財布には40ドルほどの現金が入っていただけでしたが、しばらくは気分が悪かったですね。(エクアドルの通過はUSドル)


次の盗難は、ウズベキスタンのブハラという観光地です。泊まった宿はきちんとしたホテルで、部屋には金庫も付いていました。でも、ここに泥棒が入ることはあるまい、とホテルの雰囲気から判断し、金庫は使いませんでした。貴重品の入ったバックをテーブルの上に置いたまま、夕食へ出かけました。1時間ほどで戻ってくると、バックを置いていた場所が微妙にずれていることに気付きました。こう見えても、実は私は几帳面なところがあって、バックなどはテーブルの縁に水平に置かないと気持ち悪いタイプなんです。そのときも真っ直ぐ置いておいたバックが、ちょっと曲がっていたんですね。夫のバックは中に入れてあったはずの袋が、なぜかベッドの上に放り出されていました。嫌な予感がして中身を確認すると、夫の財布から一万円札とUSドルが50ドル分抜かれていました。状況から判断して、宿のスタッフにやられたとしか思えません。受付には一人しかいませんでした。すぐに受付へ行って「お金を盗まれた。警察に電話しろ」と伝えると、受付にいた男は驚きもせず、慌てる様子もなく、ホテルのマネジャーに電話をしたようでした。結局、盗まれたお金はマネジャーがUSドルと現地通貨で全て返してくれました。盗まれたお金が戻ってくるなんて、まずあり得ないことですので、これは幸運だったと言えます。


お金を盗まれた体験は以上の二つです。まあ、ボラれたことはたくさんありましたけどね。


こんなこともありました。
ケニヤのナイロビで宿に滞在していたときのことです。別の部屋に泊まっていた日本人が貴重品を盗まれました。犯人は隣の部屋にチェックインしていた現地人カップルです。その日本人が留守中にドアを無理やりこじあけて、貴重品の入ったバックを持って、何食わぬ顔をして出て行ったのでした。盗まれたのは現金、カメラ、ノートパソコンなどで、一緒に入れてあったカードやパスポートには手を付けず、宿のすぐそばに捨てられていました。なんともわかりやすい泥棒です。


エジプトでは、土産物を売りに来た子供が、土産物で視線を遮るようにして私のウエストポーチのファスナーを空けていました。すぐに気付いたので何も盗られませんでしたが、ヒヤッとしました。
小物がなくなることは何度かありました。
やはりウズベキスタンで。商店で買い物をするために、止めた自転車にヘルメットをぶら下げ、その中にサングラスを入れて店に入りました。5分ほどで買い物を終え、いざ出発しようとしたら、ヘルメットの中に入れておいたサングラスが消えていました。


ボリビアでも。そのとき私はショルダーバックを肩からたすき掛けにしていました。基本的には体の前に荷物を持っていたのですが、たまに横や後ろにバックが回ってしまうこともありました。そのショルダーバックは正面に小物入れ用のポケットが付いていたのですが、ポケットのファスナーが壊れてしまって常に開いたままでした。そのポケットには、リップクリームやブラシ、ヘアピンなどをまとめた小さなポーチを入れていました。人込みをブラブラと歩いて宿に帰ると、そのポーチがなくなっていることに気付きました。落としたとは考えられないので、人込みの中ですられてしまったんでしょうね。


インドでは・・・。部屋で爪を切りました。その爪切りを、ベッドサイドの台の上に置きました。そして外出。戻ってくると、なぜか爪切りが見当たりません。台の周辺、ベッドの下などを捜しても見つかりません。爪切りだけ盗まれたとは考えられないし、でも部屋中捜しても、自分の全てのバックにも、どこにもありませんでした。どこへいってしまったのか何とも不思議な出来事です。まあでも、何があってもおかしくないインドですからね。


メキシコでもありましたよ。メキシコシティで博物館を見学していたときのことです。トイレへ入り、トイレのドアに付いている荷物掛けのフックに帽子をぶら下げて用を済ませ、そのまま忘れて出てきてしまいました。見学中に思い出し、トイレへ戻ったのですが、すでに帽子はありませんでした。この間、約30分。


タンザニアのモシでは、夫が食堂に帽子を忘れてしまいました。キリマンジャロ登山の帰りだったので、一緒にいたポーターが食堂まで見に行ってくれました。なくなっているだろうと半分以上あきらめていたのですが、ポーターがちゃんと持ち帰ってきて、無事に手元に戻りました。これはすごいことですよ。
置き忘れたものが保管され、持ち主の手に戻るというのは、まずないと思っていいでしょうね。落し物がそのまま戻ってくる日本という国は、非常に稀な存在です。日本に来た外国人が驚き、感動するのがよくわかります。そんな日本と日本人に、私は誇りを持っています。私は日本人で良かったなぁと心から思っています。


最後に、イースター島で聞いた面白い話を。イースター島で盗難にあった旅人が警察に届けると、警察曰く「この島でそんなことする奴は二人しかいない」と言って、その二人のところへ行ったんだそうです。その二人のうちの一人の家に、まんまと盗まれた品物があったとのこと。その旅人は笑ってしまって怒る気にならなかったとか。なんとものどかで平和なところですね、イースター島。


旅の記録はこちら  なかっぴー通信


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公園にたくさんいるリス  メキシコ・メキシコシティにて(2011年5月)


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お食事中  メキシコ・メキシコシティにて(2011年5月)
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